
愛染寺の境内に建つ、永代供養納骨堂「無憂」
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霊峰白山を望み、柴山潟を眼下に収める、愛染寺の永代供養納骨堂「無憂(むう)」は、高台に建つ円形の納骨堂。上下(かみしも)がなく、すべて平等の世界を表しています。
昨今流行しているような機械化や効率化を求めた納骨堂ではなく、地元の加賀の杉や白山山系の土など、この地の天然素材をふんだんに用い、こころ安らかに落ち着ける空間を大切にしました。ガラス張りの天井を見上げると、青空や星空も仰ぎ見ることができます。またゆとりある各区画の正面には、多彩な花々が描かれた、絵の宝石と称される美しいガラス絵が配され、天上世界の花々のように彩られております。そして中央には、住職自らが書いた「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」の書による軸が掛けられ、自然光に照らし出されています。納骨堂「無憂」にはいつも穏やかな空気が流れ、その空間全体は尊いぬくもりに包まれています。